80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

長女帰国

patiroma2012-08-26

長女が無事帰国した。
僕一人いつもより早めに空港に赴き、夜風が涼やかなスカイデッキにて娘の乗る飛行機の着陸を見守る。夜空から現れた光は徐々にその大きさを増し、間もなく轟音とともに滑走路に降り立った。『あんまり気分いいものじゃないな・・』と呟きながら無事の着陸をまずは妻に伝え、急ぎ到着ゲートへと向かう。ゲートからは大勢の搭乗客らがわらわらと出て来て、それぞれ抱き合ったりはしゃぎ回ったりして様々な方法で家族を、友人を迎えていた。飛行機の着陸から20分ほどして長女がANAのお姉さんに付き添われて出て来た。本人は少しはにかむような仕草を見せたが、元気よく飛行機でのことなどを話し始めた。長女によるとやっぱりANAのスタッフはやさしくて、いろいろ面倒を見てくれたようだ。隣の席に乗り合わせた乗客も長女がひとりなのを知ると驚いて、こちらも世話を焼いてくれたようだ。長女曰く『これだったらひとりでも全然大丈夫』とのこと。ホームシックにはならなかったのか?と聞くと、『そりゃ少しは寂しかったけど、楽しいこともいっぱいあったのでまたひとりで残りたい』とのことだ。なかなか逞しいね。やっぱり高校生くらいになったらアメリカに行っちゃうんだろうな・・そんな気がするよ。
明日は小学校の登校日。宿題は出来た分だけをとりあえず持って行くことにして、残りは始業式までにやることにした。
涼しかったシアトルから灼熱の地に戻って来て、いきなり翌朝登校せんならんとは辛い話しだね。それもそのうち慣れてしまうだろうよ。

長女よ、お帰り。