80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

雲間に散りし命達

patiroma2014-07-18

恐ろしいことが起こったものだ。

ちょうど妻と三女を空港まで車で送るべく準備をしていたとき、マレーシア航空機が撃墜されたというニュースを知った。300名近い人々が一瞬にして殺されてしまったのだ。悲劇などという言葉では到底表せない許し難い行為であり、当事者は当然その報いを受けねばならぬ。状況から考えると撃墜にロシアが何らかのかたちで関与しているのは間違いないだろう。にもかかわらず『全責任はウクライナにある』と強弁するプーチンの姿は中国政府がよく発する言動とまったく同じだ。要するにロシアなんぞを信用することはとてもじゃないが出来んということだよ。

各種報道を見ていても責任のなすり付け合いばかりで、命を突然奪われた300名近い犠牲者達のそれぞれの姿は完全に無視され、ただの数字として扱われている。なんと無念なことだろう!何の役にも立たぬパン君の国連総会も遅ればせながら会議を開くというが、いつものことで何も決められずに終了するはずだ。イスラエル軍のガザ地上進攻と並んで救い様が無いほどの暗く悲惨な事件だ。

妻と三女は予定通りセントレアを飛び立ち、今頃は昨日の長女・次女と同じくはるか太平洋の上空だろう。無事到着してくれることを祈る。