80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

20年

patiroma2015-01-17

あの朝から20年・・そう思うと20年なんてあっという間だよな。

仰向けに寝ていた体が左右に大きく揺れるのを感じ目覚めると、親父殿が『おいっ!地震だー!』と言って外に飛び出していった。そのシーンだけはよく覚えている。

僕はそのままニュースを見ずに当時やっていた測量の仕事で山中に出かけ、昼ごはんを同僚と一緒に車内で食べている最中につけたラジオで地震被害の深刻さを知ったのだ。始めはラジオから流れてくる被害の状況と死者数に驚き、それが現実とは到底思えなかった。

あの時以来だな、地震を感じるとすぐに震源地を調べるようになったのは・・

地震は本当に恐ろしいと思う。

いつ来るかわからない恐怖、そこに尽きる。

備えを十分にしているか?と言えばまだまだだ。

わかっているのは地震は必ず来るということ。常に心の準備をしているつもりだが、実際は日々の忙しさに流されて忘れてしまっていることが多い。大地震はそんな心の隙を必ず突いてくるに違いない。

黙祷