早朝3時、トイレに起きたついでに外を見ると吹雪となっていた。『この様子じゃ、結構積もるかも・・』と再び布団に潜り朝を迎えると、その後降雪は続かなかった様であまり積雪量は増えていなかった。
その新雪を踏みしめつつJackieの散歩に出る。Jackieは大喜びで新雪の中を駆け回り、元気一杯だ。積雪は5cmほどしかないけれど、すべてのものを分け隔てなく白く覆い、見慣れた風景を一変させる。 大雪で苦しんでいる地方の人達には申し訳ないが、この辺りでの積雪は非日常であり、日常生活における良いアクセントでもある。ゆえに雪が降るとなると『大雪にならなければよいがな・・』という大人的な反応をしつつも、夜中に何度も起きては『雪降ってないかな?』なんて密かに大雪を期待している自分も居たりしていい加減なもんだわ。
おととしだったか一度も雪が積もらない冬があって、そん時はやっぱ寂しかったもんね。娘たちの落胆ぶりはそれ以上だったよ。今日も学校から急いで帰ってきたけど、雪はもう融けてしまっていて『全く雪遊びできんかった!』と、がっかりしていた。今時の学校は『グランドがぬかるむから』などと言うくだらない理由から雪遊びを一切許さないそうだ。それを聞くと『んなバカな!』と思うが、実際にそうらしい。年に数回もないという機会をみすみす逃すなんぞ、まったく懐の小さいことでなすな。