80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

震災4年

patiroma2015-03-11

未明にトイレに起きた時に外を見ると、かなりの激しさで雪が降っていた。

いつもの時刻に起きてすぐに庭を覗くと、吹き溜まり周辺では20cm近くの積雪がある。

やがて起きてきた娘たちは外の様子を見るなり大はしゃぎ。ただ今日は学校があるので雪遊びができない・・なんて沈んでいるので『学校まで車で送ったるで1時間くらい外で遊んでき』と言うと、ちゃちゃっと朝食を済ませ外へ飛び出していった。

堤防上もかなりの積雪量で、ソリ遊びにもってこい。きゃあきゃあ騒ぎながら堤防を滑り降りたり、雪だるまを作ったり、転げ回ったりと、朝っぱらからたっぷり雪遊びして満足してから学校へと向かった。長女曰く『雪遊びやったら一日中やっとりたいな』とのこと。まあ、ウチの子達はほんと元気やわ。

娘たちが去った堤防上をJackieを連れて歩く。

再び激しく雪が降り出し、寒さもかなりのものだ。

そう、あの日の被災地もこんな雪模様の天気だったよな・・と思いつつ 、心の中で亡くなられた人々の冥福を祈る。

災害の爪痕は風化しても、心に深く刻まれたあの日の思いは淡くなりこそはすれ、無くなることはない。

全てのものを白く覆う今日の雪は、まるで震災で亡くなった人たちを弔っているようにさえ思えるのだ。

合掌