80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

別れ

patiroma2017-05-06

朝6時過ぎ、三女がドタドタと騒がしく階段を下りる音で目が覚めた。

やがて離れから弟家族が出て来て、今から出ると言う。

長女や次女も起きて来たので改めて皆で『また来てね』と、お別れを言った。

三女も昨夜の様に泣くことはなかったが、やはり悲しそうだ。

車が見えなくなるまで一生懸命手を振り別れを惜しんだよ。

昼過ぎ、弟から連絡があり渋滞につかまることなくスムーズに帰り着いたということだ。

行きは10時間かかったのに帰りは6時間ちょっとなんてずいぶん差があるものだ。やはり早朝に出たのが良かった様だね。夜のニュースでは神奈川県内で上り線が大渋滞と言っていたので難を逃れたわけだ。

弟家族が出た後、妻は明日渡米する準備のためパッキングを開始。

今回は自分と三女だけという、いつもと違った組み合わせのため余計ややこしいと言っていた。そして当初アメリカ行きに積極的だった三女がここに来て行きたくない様なことを言い出したのが心配だ。やはり常に2人の姉と一緒に行動しているので、ひとりぼっちになるのが不安らしい。それに今日仲の良いいとこと別れたばかりなので余計センシティブになっているのだろう。表情もどことなく冴えず、食欲も落ちているのが気がかりだ。

それが単なる風邪の症状だったとしても、抗ガン剤治療中で身体の弱っている義母に移れば大変なことになるので、警戒は怠れない。

明日10時には家を出て駅まで送り、午後2時過ぎのフライトで成田経由しシアトルへと向かう。

妻と三女がシアトル滞在中は父子家庭となるので3人協力して頑張っていくさね。

頼りになる長女・次女だしね。