80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

成長ぶり

f:id:patiroma:20190207071158j:plain


中学生ともなると学校でいろいろな問題が発生し、その対応に悩まされることも多いようだ。

今日も帰宅すると長女が『こんなことがあってね・・』と話し始め、その内容は人間関係の袋小路に陥ってしまい、にっちもさっちもいかない状況だと言うのだ。簡単に言うと嫌われている子と嫌う子の間で中立の立場を守って来たが、 中立であるがゆえにどちらからも責められるような事態となり、本人は『どうしたらいいんだろう?』ということになっているらしい。本人の思いとしては単に皆が争わないほうがいいだけなのに、自分まで巻き込んでくるから『もういい加減にしてほしい』と言うことだ。

この問題についてかなり落ち込んでいたが、しばらくした後にまた話し合ってみると、本人なりに悩み、よく考えてある解決策を思いついたという。いろんなシュチュエーションを考えると、こうするのが現状ベストだと思える方法で、そうすれば皆が傷つかなくても済むだろうと言っていた。

この策を聞いた時は正直感心したね。大人でもある問題に対して状況判断し、解決策を探り、それを立案し、提案することはなかなかできないことだ。話を聞いていて状況はかなりシビアだなと思っていただけに、長女の策は僕が考えても最善だと思えるものだった。

『いつのまにこんなに成長したんだろう・・』そんなことを思いながら長女の話を聞いていたが、あとはこの策がうまく行けばいいなと願うだけだ。