80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

ノートルダムの落日

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こんな衝撃的な朝を迎えたのは久しぶりだ。

何も知らずJackieの散歩から帰ってくると妻が『大変なことが起きた』と言う。それがノートルダムの火災だった。

最初は『テロか?』とも思ったが、現在のところ修復作業中に何らかの原因で失火したということだ。何百年にも渡って先人たちが守ってきたものを今の世代で失ってしまうことほど痛恨なことはない。

フランス国民、特にパリ市民の喪失感は例えようがないだろう。すでに再建の話や再建資金の寄付なども始まっているようだが、全く同じに建て直されたとしてもそれは幾多の手によって守り続けられてきたノートルダムではないのだ。