80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

酷き結末

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こういった凄惨な殺人事件はいつになったら根絶できるのだろうか。

そしてなぜいつも大量殺人を犯すのは男なのだろうか?

たった一人の男の行動で33名もの命が失われるなんて、こんな理不尽なことがあっていいのだろうか。亡くなった人々にどんな落ち度があったというのだろう。死なねばならぬ理由なんてあるはずがない。わけも分からず突然の炎と煙に襲われた人たちの恐怖はいかばかりであっただろうか。まったく、ほんとまったくもって許されざる行為だ。

何が犯人にあそこまで周到な用意をさせ、強烈な殺意を抱かせたのか。犯人に精神疾患があったと言ってしまえばそれまでだが、その疾患とは執拗なまでの暴力への執着ではないだろうか。事務所にガソリンをまけば大惨事になることは容易に想像できる。にも関わらず何の躊躇もなくガソリンを撒いて火をつけるなんて信じがたいことだ。

今後の捜査である程度の動機の解明は為されるだろうが、大切な家族が殺されねばならなかった理由なんてあるはずはなく。結局のところ犯人の独りよがりでしかないのかも知れない。そうだとすればあまりにも酷い結末じゃないか。言葉も無い。