80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

原爆忌

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今年もこの日を迎えた。

核兵器廃絶を希求する声は市民の間で広く共感されているにも関わらず、世界を見渡せば明らかに後退し、新たなる軍拡競争が勃発しようとしている。これらはひとえにトランプの横暴から引き起こされたことであり、何かの策であったとしても現状悪化の一途をたどっている。各国の施政者達は核戦力を交渉のカードとして認識している様だが、果たしてどれくらいの人間が核の破滅的本質を理解しているのだろうか?

真に理解しているなら火遊び的な言動はできないはずだが、そんなのはおかまないなしに言いたいことを言い放つという風潮がどこも強まりつつある。その行き着く先を考えると空恐ろしいが、人々の良心がそれを抑え込む日がいつか来ると信じたい。いや、そうせねばならぬ。