80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

取り調べ室にて

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先日近所で起きた飲酒事故について、警察が作成した聞き取り調書の内容確認のため交通課の担当者から協力を依頼されていたので署に出頭し、調書の内容のすり合わせを行って来た。警察署に入って通されたのが取り調べ室で、狭く窓のない部屋に机が1つとかなり年季の入った椅子が4つ置いてあり、ドラマなどで見る取調室そのものだ。担当者も『こんな部屋で申し訳ないです』と謝っていたが、めったに入る機会が無いところなので興味深い。自分の場合は容疑者では無いので常にドアは開け放たれたままだったが、実際はこの狭い空間で絞られるんだろね。

警察作成の調書は細かい修正はあったものの大筋では問題なかったので、校正後印刷したものをもらって目を通し、内容確認したという署名捺印をして終了した。全てに要した時間は約1時間。担当者曰く『ここまで細かく聞き取りを行い調書を作るのは、飲酒運転をした人間を絶対に逃さないため』らしい。実際飲酒事故を起こした直後に再び酒を飲み、取り調べでは『事故を起こして動揺したから酒を飲んだ』と言い張る連中もいるようだ。そういった場合証拠が不十分だと不起訴になってしまうらしい。今回のケースでは事故の初期段階から自分が目撃者としており、近所の人の供述もあるので起訴できるだろうとのこと。

結局酒気帯び運転で、免許取り消し(欠格期間2年)プラス罰金何十万ということらしい。

その他にも酒を提供した者や同席者にまで影響が及ぶし、新聞にまで事故の記事が載ったというから全くもっての大騒動だな。