80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

卒業式

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長女が中学を卒業した。

新型コロナの影響で規模を縮小し、保護者も1人のみとして行われた。写真にあるように保護者席も間隔を開けて座るよう決められていたので、広い会場とはいえ入場できる人数に限りがあったのがよく分かる。普段なら在校生も卒業式に参加するのだが以上のような理由で卒業生のみの式となった。

式に出た妻によると今まで経験した卒業式の中でも『いい方だったと思う』とのことだ。それは突然休校となったため皆が練習不足でちぐはぐな動作が多く、それによってピリピリとした緊張感が和らぎ、どちらかというとほんわりとした卒業式だったからだという。

卒業式で一番つまらない来賓からの挨拶も削られ、行事的な雰囲気が和らいだというのも大きいだろう。

卒業証書授与式が終わった後、原則的にはすぐに解散することになっていたが、そこは先生側も大目に見てくれて、多くの子とは最後になるであろう別れの時間を惜しむことができたという。長女にとってはどうなるか最後までやきもきさせられた卒業式だったが、結果的には満足できるものであったようだ。それを聞いてほっとした。どうしようもないこととは言え、思い出に残るものであって欲しいと願っていたからね。まあ、何とかなったという感じかな。

長女よ、卒業おめでとう。