80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

ラストスパートなのか?

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大統領選まで1週間となった。

トランプは相変わらず人の揚げ足取りと自画自賛、それに大ボラ吹きに専念し、まったく救いようがない。こんな人物を支持するという人の思考回路はまったく理解できないが、これも多様性として尊重されねばならぬことなのだろう。しかしトランプのスピーチは聞くに耐えない。口から吐く言葉全てが毒だ。このまま行くと選挙後の混乱も必須だろう。そうなれば権力の空白が生まれ、アメリカの威信はますます地に落ちることになる。内輪揉めほど物事を悪化させ不毛なものはない。混乱するアメリカの姿は対立する中国やロシアにとってみれば千載一遇のチャンスで、ここぞとばかりに隙を突いてくることだろう。と思っていたが、どうもロシアのプーチンにしろ中国の習近平にしろ、独裁期間が長く、国民の反感も年々高まる中で権力闘争の芽も伸び始め、盤石さに揺らぎが生じているように見える。もちろんアメリカの隙を突きたいが、むしろアメリカの混乱に巻き込まれまいと警戒している面の方が強いと思う。

アメリカの今後の展開次第ではBLM運動のような民衆運動が世界各地に波及し、独裁政権を糾弾するような動きになるかもしれない。ロシア・中国ともそれだけは避けたいと思っているだろうよ。