80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

好天と牛フン

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この秋は天気に恵まれ、冬野菜の生長がすこぶる良い。気温が高めで日差したっぷり、適度に雨が降るという好条件。おかげでホウレン草・ブロッコリー・キャベツ・ニンジン・ダイコン・ハクサイ・レタスなどがスクスクと育ち美味だ。夏の天候不順で軒並み値上がりしていた野菜類はこの様子だと徐々に値下がりするのではと思っている。今後もしばらくは気温が高めの状況が続くらしいので一段と大きくなるだろう。

我が家の畑では有機肥料として牛フンを使っている。その牛フンは近場の牛舎から軽トラ1台分を運んでもらっているが、ただの牛フンではなく牛フンに籾殻やおが屑などを混ぜ合わせ発酵させたものだ。発酵が進んでいると熱を持ち湯気が出るが、それが良いサイン。有用微生物によって発酵が進み白っぽい菌が繁殖したものを畑土に混ぜると、土がホクホクとした状態になり作物の根がよく伸びて大きく生長する。また化学肥料と違って有機肥料はゆっくりと長く効くので追肥の回数も少なくて済む。それに何より野菜の味が格別に良いと思う。特にブロッコリーなんて芯まで甘くて食べられるからね。これから徐々に寒さが増せば野菜の甘味もぐっと上がってくる。

冬は葉もの系の野菜が本当に美味しく嬉しい季節。さあ、明日も一日畑だぞ。