80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

緊急事態宣言発令その後

f:id:patiroma:20210102110755j:plain


当然のことかもしれないが緊急事態宣言が発令されたからと言って、急に通勤通学の人出が減るわけもなく、今日の高速道路は春の緊急事態宣言発令後のガラガラに空いた状況とは異なり、至っていつもと同じ状況だった。電車通勤される人に聞いても相変わらずの満員電車で、緊急事態宣言の効果そのものに疑問を禁じ得ない。長女の通う高校は以前からオンライン授業再開への準備が整っていたので、緊急事態宣言発令後すぐに切り替え概ね週一度の登校のみということになった。次女の中学校は2人の感染者が出たもののそのまま通常授業を続けており、危機感はあまり感じられない。同様に三女の通う小学校も通常授業だが、給食時や休み時間などはいろいろと行動が制限されて『楽しいことが何もできない』と、さすがの三女も不満を漏らしていた。こんな時だから仕方がないと言ってしまえばそれまでだが、やはり気の毒だと思う。

前回の緊急事態宣言発令時と比べ、取り巻く状況はかなり悪いにもかかわらず危機感が希薄に感じるのはなぜか。これは間違いなく政府の失政によるものだと思う。政府が先導して国民の危機感を破壊し、感染拡大そして今の危機的状況を招いてしまった。なんと愚かなことだろうよ。