80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

猛威に備えよ

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愛知県でも新型コロナ感染者数を最多更新し、変異株の脅威がすぐそこにまで迫って来ている。事態此処に至り、自粛疲れや巣篭もり疲れなどと言っている場合ではない。先行し感染が拡大している他国の状況を見れば今までの感染症対策では通用しないことが明白だ。今インドで起きていることが日本では起きないという保証はどこにもない。

人の移動を制限することが新型コロナ感染拡大を抑える基本であるはずなのに、会話などはないからと博物館・美術館などを再開することは阿呆の極み。全国から鳥獣戯画を見るために人が集まることは当然のことで、公共交通機関を利用しての感染拡大を奨励しているようなものだ。この文化庁の決定を見ても現政権の愚かしさがよく分かるだろう。ヤツらは危機感を全く持っていないということだ。

文化・芸術は生きていく上で必要だが、博物館や美術館に展示してあるものだけではない。文化・芸術は己が心にあるものだ。

最悪の事態をイメージし、それに備える時が来た。杞憂ならばそれでいい。そうでなかったら恐ろしいことになる。