80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

遅きに失す

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アフガニスタンの空港で起きたISによると見られる自爆テロは悲惨なものだ。80人以上が亡くなり、タリバン兵も30人ほど、そして米軍も13人が死亡するなど甚大な被害を受けた。このテロ攻撃によってただでさえ滞っていたアフガンからの退避もさらに難しくなり、とても米軍撤退期日までには間に合わない状況だ。そんな中、遅ればせながら到着した自衛隊機ではあったが、当の退避希望者が空港に到達できず、未だ1人も救助できないでいる。他国が既に退避完了しつつある中でのこの失態は全くいただけない。こういった対応からもその国の危機管理能力を推し量ることができる。とにかく日本は行動が遅いのだ。何かしようとするとルールや法律でがんじがらめにされ、なかなか次の一手を打てないでいる。そんなふうに時間を無駄にしているうちに各国は次々と飛行機を派遣して退避を完了させていくのだ。遅れて馳せ参じた自衛隊なんぞいいもの笑いの種だろう。何事にもタイミングというものがある。特に国際情勢においてはスピード感が求められる。そういった点で日本人の平和ボケ脳ではこれが限界なのだろう。恥ずかしい限りだ。