80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

アケビが採れた

 堤防に生えている雑木にアケビの蔓が絡んでいるが、毎年ちょうど今頃になると甘い実が成る。今日はちょうどそのことを思い出したので 『今年はどうだろう』と三女と一緒に見に行くと、パックリと割れて食べ頃になった実がいくつも成っていた。それらを高枝切り鋏を使って収穫するとカゴいっぱいの量になった。昔から山へ行ったりした時にアケビを採って食べていたが、こんなにたくさん採れることはほとんどなく、それがすぐ近所の堤防で採れるなんて驚きだ。しかも近所の人はアケビなんかに興味がないのか自分達以外に採る人は無く、三女と二人してワイワイ言いながらアケビ採りしている様子をどう思って見ているのだろうね。おそらく『何やってんだろう』くらいにしか感じないのだろう。山だったら真っ先に猿が食べてしまうのだろうが、こんな街中の堤防なので鳥が食べるくらいだろう。結構たくさん実が成っていたうち、鳥が食べたものはほんの数個程度しかなかった。やはりこんなところではアケビを食べる鳥も少ないのだろう。

アケビの実の甘さに秋の深まりを感じたよ。