80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

滅亡すべし

 戦勝記念日を迎えたロシアだが、これほど皮肉な事はない。侵略者であるナチスドイツからの勝利を祝う傍ら、自らが侵略者としてウクライナを攻撃しているというこの矛盾。当然プーチンとその取り巻き等は国民に対してウクライナへの侵攻が正義によるものだと主張し、強烈なプロパガンダによって洗脳されている国民の多くはそれを鵜呑みにしているが、世界のロシアに対する視線は相当厳しいものだ。このまま戦いを続けてもこれ以上ロシアがウクライナの土地を奪う事はできないし、仮にロシアの占領地が残ったとしてもウクライナによる苛烈な抵抗運動が続き、安定が訪れる事は無い。そもそも今後のウクライナによる反転攻勢次第ではロシア軍もどうなるか分からない。プーチンが失脚もしくは暗殺された場合、確実にロシアは大混乱に陥り、ロシア連邦そのものの存続も危ぶまれるだろう。だがそれでいいと思う。ここまで破壊と殺戮を繰り返してきた連中に国家は必要ない。大きな力を持てば再び攻撃してくる可能性がある以上、ロシア連邦を解体し、ロシアそのものを一度リセットすべきだと思う。それが世界のためだ。