80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

除草剤

patiroma2015-04-22

驚くべきは年々売り場面積が急拡大している除草剤の存在だ。

ちょうど雑草が勢いよく伸び始めている時期でもあるため、除草剤を買っていく人もかなり多いし、近隣でも使用する人をよく見かける。

しかしだ、何度も言うが自分は使わない。

確かに草刈りをする手間を考えれば、水で薄めて散布するだけの除草剤は簡単で楽だ。でもね、『無害』と書いてあるけど本当に『無害』かい?

あれだけ強靭な雑草を枯らすんだよ。ドクダミだって、恐竜時代からの生き残りのスギナだって枯らし(もっとも数週間経てば復活してくるが・・)ちゃうんだよ。 そんなものが『無害』だなんてとても信じられないね。科学的にそうだと開発メーカーが言っていても、直感的に『これは非常に悪いものだ』としか感じない。

歴史を見てもその当時は無害だと思われていたものが、現代においては信じがたいほどの有毒物質だったというものはかなりある。僕はこの除草剤も何年か経てば有害物質として使用禁止になるだろうと考えている。

それにさ、有害無害は別として、せっかく新緑の美しい色であるものに除草剤をかけ、無残な色に枯れさせるなんてのは情緒のへったくれもなく、全くもって無粋な行為だと思うね。

いま楽をするツケは必ず未来に返ってくる。そのとき後悔しても遅いのだよ。