80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

除草剤オジサン

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草木が青々と茂り始めるこの季節に登場するのが除草剤オジサンだ。そこら中にやたらめったら除草剤を撒きまくり、発癌性物質の問題など意にも介さないオッサンどものことを自分はこう呼ぶ。我が土地の西隣にある畑のオッサンも典型的な除草剤オジサンで、どういうわけかこっちの畑にまで越境して除草剤を散布するので迷惑極まりない。しかも『アンタんとこまで除草剤を撒いてあげてんだぞ』的に善意でやっているつもりだからタチが悪い。こちらは一切農薬も除草剤も使わずにやっているのに、そういったことに全く頓着せず『虫がいるのになぜ農薬を使わないのか』といった、農薬は便利なものとして疑うこともしない思考を停止した連中の一人が隣のオッサンなのだ。こういった人間は自分のやりたいようにやることが第一なので、人がとやかく言うと激昂する傾向がある。近所の友人が同じくこのオッサンの土地と隣接しており、除草剤の件で文句を言ったら逆ギレして来たそうな。まあそんな程度の人間だ。

近所付き合いというのは難しく、面と向かって抗議して対立が先鋭化するのも長い目で見れば得策ではない。だからと言ってこの先もじゃんじゃん除草剤を撒かれるのもゴメンだ。厄介な問題だがまあ何とかなるだろう。それよりも除草剤の使用を全面禁止すべきなのだ