80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

長崎の日

patiroma2015-08-09

今日は長崎に原爆が投下された日。

平和記念式典で長崎市の田上市長が読み上げた平和宣言を聞いていたが、心に訴えかけるとても良い内容だった。しかしそれがニュースなどに取り上げられると、時間の都合もあってそのほとんどが削られ、希薄な内容のものとなって全国に報道されていた。これでは全く田上さんの言いたいことが伝わらんじゃないか!

各報道は言う、『戦後70年が経ち、戦争を知る人が減り、戦争に対する意識が薄れてきている』と。戦争に対する意識が薄れてきているのはまずお前たちだろう。報道の質そのものの低下が叫ばれる中、平和宣言すらも細切れにしていいとこ取りをする姿勢そのものや、それを『是』とする社会の状況自体が既に何かに向かって動きつつあることを暗示しているようでならない。杞憂であるならばいいのだがね・・