80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

冬至

patiroma2015-12-22

冬至の太陽は夏至の太陽と比べると、地平線を驚くほど南に振ったところからゆっくりと姿を現し、やがて輝きを増していった。

この日を境に太陽は弱まっていた力を取り戻しながら夏至へと続く軌道を歩み始める。


自分で畑をするようになって、ぐっと太陽のありがたみを知ることができた。

単純計算で4時間半もの日照時間の差は植物の生長にとって驚くほど大きい。

まだ暦のない時代、人々の生活にとって最も重要だったのが夏至冬至だったろう。それを知ることが食物の生産に直結し、ひいては命に関わることだったからだ。


さあ、再び復活の時を迎えた。 その恩恵を授かろう。