80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

祖母他界

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祖母が亡くなった。92歳だった。

ここ数年は痴呆が進み施設暮らしが続いていたが、先週容体が悪化し人工呼吸器を着けるとの連絡があってからは皆で覚悟はしていた。ちなみに死因は新型コロナではない。

実家の近くの施設だったので訪れることは容易だったが、いつも娘たちの誰かが風邪気味だったりしてそういった高齢者施設への立ち入りを控えてたことと、痴呆が進むにつれ訪問者が誰なのか分からなくなってしまってからは自然と足が遠のいていた・・


先ほど通夜を終え帰ってきた。 こんなご時世なのでごく身内だけでの通夜。

棺に横たわる祖母は近年の気難しさが消え、何かから解放されたかのような穏やかな表情で眠っていた。

92年の長きにわたって頑張ってきた祖母と、その難しい介護に当たってきた伯父・叔母、そして母に『心からお疲れ様でした』と言いたい。