80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

記録媒体の悩み

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これから年度末にかけて業務上の納期が迫り、決められた成果を納めてゆくことになるが、そこで悩ましいのが記録媒体に関してだ。近年、デジカメの画素数が飛躍的に増え、写真の枚数が何百枚ともなるとかなりのデータ量になってしまう。しかし一方では相変わらずDVDなどでの納品が主流で、一枚4GBほどしか入らないDVDでは例えば22GBほどのデータ量だと6枚必要となる。一番簡単なのがUSBメモリでの提出だが、これは各自治体などで使用を禁止されているところも多く、納品媒体としては使えない。状況に応じてHDDやSSDでの納品も行っているがあくまでもサブ的な扱いで、納品する書類ファイルにデータDVDも綴じ込むというのが堅い納品方法と言える。そうそう、ブルーレイが使えるなら大容量なので助かるのだが、行政などではブルーレイを読み込める機器を持っているところが少なく、実質使えないので歯痒いものだ。そこで出てきたのが2層式DVDだ。これなら8Gほどのデータを書き込めるので普通のDVDの半分で済む。とりあえずはこれで納品を試みようと思う。

今後はさらにデータ量がグッと増えていくだろうし、そもそもDVDドライブを搭載したパソコン自体が無くなりつつある。ならばディスクに代わるものとしてUSBメモリや SDカードの使用をセキュリティーを強化した上で認めればいいと思う。このままではフロッピーやMOが消えていったようにDVDも同じ運命を辿るかもしれない。そうなると何のためにわざわざDVDに焼いたのか、本末転倒なことになってしまう。