80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

餅切り日和

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毎年年末30日頃になると餅をひと臼ついてもらい、その伸し餅を切るのが子供の頃からの自分の役割で、この年末は強烈な寒波が予想されることから少し早く餅を注文し、今日切ることになった。餅は実家の分と合わせてふた臼分。昔はお米屋さんついてもらいこれが手つきだったので本当に美味しかった。そのお米屋さんの主人も亡くなられ、今は機械でついた餅なのだが、ここ最近お願いしているところは機械つきでも美味しい方だと思う。

伸し餅は頃合いの柔らかさになるまで待って切るもので、まず短冊に切ったものを後で6cm角ほどの大きさに切ってゆく。今はカビを防止するため冷凍保存が基本なので、切ったものに餅取り粉まぶしてチャック袋に入れ、しっかり空気を抜いて冷凍庫に入れればおしまいだ。これも昔の話だが、餅に生えた色とりどりのカビをこそげ落すのも自分の役割だったな。

さあ、餅も準備できた。正月を迎える準備は着々と進んでいる。