ミャンマーでクーデターが発生した。この報道を知ったときはかなり驚いた。クーデターなんて過去の遺物のようなもので、軍が実権を握れば世界中からの非難を浴び、制裁などで経済的にも立ち行かず、いずれ再び民主化を目指すことになるだけでメリットなどほとんど無い。結局のところ軍部の上層部の連中が自分たちの利権と権力を守る為だけにクーデターを起こしているに過ぎず、彼らの行動には全く大義が無い。そんな連中が軍部の独裁制を敷き、民主主義の目を摘もうとしても成功などしない。抑えれば抑えるほど国民の反発を招くだけのことだ。
このクーデターで苦しむのは国民だ。隣国に比べ立ち遅れていた経済が徐々に成長軌道に乗りつつある中でのクーデター騒ぎ。この騒ぎでミャンマーの経済は再び停滞し、今後の展開次第では最貧国の一つに逆戻りしてしまうかもしれない。
なぜこういう愚かな連中はなくならないのだろう。おそらくはゴールデントライアングルの麻薬資金が原因なんだろうよ。