80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

権力に従いしもの

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ミャンマーで行われている弾圧行為に対し激しい怒りを感じる。

ボランティアで医療活動を行なっていた若者に対する警察の暴力シーンは、もはや怒りを通り越して理解し難いレベルとも言える。軍にしろ警察にしろ本来的には『国』つまり『国民』を守るためにあるはずものなのに、それが『国』ではなく『権力』を守るために『国民』を攻撃している。これは明らかなる反乱行為であり鎮圧されるべきは国民の権利を侵害している軍と警察であるべきだ。

香港でもそうだが、軍人や警官さらには治安要員といった連中は命令された通りに動き、理不尽なことでも躊躇なく行う傾向にある。中には理不尽な命令に耐えきれず離脱する人もいるが、なぜ命令とはいえ無抵抗の人々を暴力で襲うのか。いったいその行為のどこに人間性があるというのか。人間としての思考を停止し、命令の通りにだけ動く者はもはや人間ではない。軍や警察、治安要員の中に『これはおかしい』と思う者がもっとたくさんいれば、今の悲惨な状況から脱することができる。まずは国民を守ること、そこから国が始まるのだ。