80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

何を誇るか

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混乱のまま米軍のアフガン撤収が完了し、自衛隊機もたった1人の日本人とアフガン人14人だけを退避させただけでその役目を終えることとなった。この作戦失敗も危機管理能力の無さの表れだと先日書いたが、本日発表された来年度予算の概算要求を見ても、一体この国は今後何を拠り所にしてゆけばいいのか、まるで良い材料の無い将来に対し絶望と不安しか感じることができない。国の抱える借金は長年財政改革が必要と言われ続け、消費税が何度も上げられたにもかかわらず減るどころか増える一方で、既に国家予算の2倍を超えている。政府に居るジジイたちは問題を先送りにするばかりで真摯に向き合おうとせず、責任を未来に押し付けている。この絶望的な手詰まりの状況を打破するにはどうすればいいのだろうか。当然かなりの痛みを伴う荒療治が必要になるが、今の政治家にその痛みを引き受ける様な気概のある人はいないだろう。派閥政治にどっぷり浸かり、利権のみを追い求める者らは確実に排除せねばならない。そうしなければ確実にこの国は終わる。