80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

ウクライナ危機とは言うものの

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ウクライナ国境に大規模なロシア軍が駐留を続け、演習などを盛んに行うなど挑発行為を繰り返している。一方の欧米諸国はロシア軍のウクライナ侵攻を阻止せんと強力な経済制裁の発動を予告するなど様々な手を打っているとの報道だが、自分にはウクライナ侵攻がもはやカウントダウンの状態にしか思えない。プーチンの狙いはクリミアと違いウクライナ全土の掌握ではなく、ウクライナNATOに加盟することを阻止し、加えて世界におけるアメリカの威信をさらに失墜させ、冷戦終了以来一人勝ちだったアメリカと肩を並べることにあると推測する。

プーチンのことだ、おそらく欧米側が経済制裁NATOの兵員増強・ウクライナへの武器輸出などでロシアを牽制し、これだけやればロシアも引っ込むだろうとタカを括ったところであっさりとウクライナへ侵攻し、欧米側が慌てたところでサッと兵を引くという作戦じゃないかな。こうすればロシアは経済制裁を受けるものの、欧米側はメンツを潰され、特にアメリカの受けるダメージは大きいだろう。11月には中間選挙も控える中でアメリカの威信を失うような事態になれば民主党はさらに支持を失い、トランプの台頭を再び許してしまうかもしれない。

とにかくロシアがウクライナに対し行動に出れば、失うものより得るものの方が大きいということだ、逆にアメリカはウクライナ侵攻を許してしまえば計り知れぬ損害を被るので何としても防がねばならない。この緊張の行方は果たしてどうなるのだろうか・・