80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

雪中受験

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朝6時過ぎ、車に積もった雪をどけるため外に出ると15cmほども積もっているじゃないか。全ての雪をおろし駐車場の雪どけを済ませた後、次女が受験する高校のホームページを確認すると大雪のため試験開始時間を30分遅らすとあった。我が家の様に試験会場まで車で10分程度の近場に住んでいるならほとんど心配ないが、ある程度の距離がある人だとかなりのストレスだと思う。駅からシャトルバスが出ているとはいえJRの運行も遅延しているし、一部の高速道路や国道も通行止めとなっている。そういったところを経ないと来れない人には厳しい天気になってしまった。ただ、新型コロナに感染したり濃厚接触者となってしまった人には日を改めての試験が用意されており、今回の大雪で試験会場に来れなかった人も同様に救済されるという。その点ではコロナ禍での対応策が奏功したと言える。

大雪はいろいろ厄介なことを引き起こすが、一方で息を飲むほどに美しい風景を見させてくれる。普段何気ない一面の田んぼ風景も一夜で真っ白い雪原に変わり、思わず声をあげてしまう。雪に覆われた堤防の木々の美しさも、ただ見惚れるばかりだ。そんな時は雪もいいものだと思う。