80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

それでも生きる

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Jackieが最後の時を迎えようとしている。つい先日まであれほどがっついて食べていたちくわさえも食べれなくなり、今は水のみを口にしている。それも頭を上げることができないので寝たままでハムスター用の給水器から舐めるようにして飲んでいる。痛みがあるのか時折寂しそうな声をあげて鳴いている。夜中でも鳴き声が聞こえたら見に行って水をあげたり、頭を撫でたりしてあげるが、時々錯乱したような状態になることもあり、これは痴呆の発現か脳にまで転移した癌が悪さをしているのだと思う。

今は完全に寝たきりの状態でゼイゼイと息をしている。『そんなに頑張らなくてもいいよ』と言っても最後の最後まで生きようとする姿勢はかわいそうで哀れでもあるが、胸を打つものがある。

せめて安らかに逝けるよう、最善を尽くしたい。