80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

女王去りし英国の未来


 エリザベス女王の突然の訃報には驚いた。年齢を考えるとその日が迫っていることは分かっていたが、常に女王としてその場にいるのが当然だった人が突然居なくなる喪失感はどれほどのものかと思う。 激動の20世期、21世期を女王として生き抜き、その圧倒的存在感を世界に示してきたエリザベス女王後の英国はどんな道を歩むのだろう。国王に即位したチャールズ3世の不人気さは際立っており、早々にウィリアムに譲位することを望む人も多いだろう。女王が抜けたことで生じた大きな穴を何で埋めるのか、埋めることができるのか。大きなうねりが巻き起こりつつある。