80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

日韓首脳会談

 12年ぶりに日韓首脳会談が行われた。これを契機として日韓両国が仲良くやっていけるといいと思うが、その反面本当にそうなるのかな、という疑いの目も向けざるを得ない。朴槿恵大統領のときに慰安婦合意が為されたが、「不可逆的に」という言葉まで盛り込まれたにもかかわらず政権が変わるとあっさり覆されてしまった。今回もまたそれと同じことになるのではないかという思いになるのも当然のことだろう。韓国相手のことに関してはあまり前のめりにならず、重心を後ろに置きつつ交渉する必要があると思う。とはいえ日韓両国がいがみ合いを続けていても北朝鮮や中国それにロシアを利するだけで日韓両国には何の利益もない。むしろ日韓の協力関係を阻もうとする勢力こそ北朝鮮や中国の意を受けた連中なのではないかとさえ思う。

さあ、今後日韓関係はどうなってゆくのだろう。順風満帆というわけにはいかないだろうが、ひとつ一つ障害を取り除きながら歩みを進めてゆけばお互いの理解も深まってゆくのではないだろうか。