80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

ヌートリア捕獲

 久しぶりにヌートリアを捕獲した。罠を仕掛けたのは最近畑のナスの枝が頻繁に折られており風も無いのに不思議なことだと思ってよくよく調べて見たら、ナスがヘタの付け根の部分で喰いちぎられており、下に散らばったナスの残骸には紛れもなくヌートリア の歯形が残されていた。これが一度程度だったら見逃すんだが、しばらく様子を見ていると毎日のようにやられるので駆除することに決めた。

昨日の夕方、ナスの葉陰にヌートリア用の箱罠を仕掛け、それを今朝確認したら結構大きな成体が掛かっていた。よもやそんなすぐに掛かるとは思っていなかったので驚いたが、それだけ毎日のようにナスを喰っていたということだ。朝9時頃に捕獲を確認し、10時頃にヌートリアを処分しようとしたときにはすでにヌートリア は死んでいた。そんなことも初めてだったので何が起きたか戸惑ったが、畑はよく陽が当たるので多分この猛烈な暑さで熱中症になって命を落としたのだと思う。死骸は河川敷に住むキツネの餌となるため、キツネの通り道に置いておいた。この時期は餌となるものも少ないのでキツネも喜ぶことだろう。あれだけ大きなヌートリアならしばらく食べ物には困らないんじゃないかな。ヌートリアも単独ではなかったような気配もあったため、念のため今日も罠を仕掛けておいた。こんな草木の繁茂する季節に畑の野菜を喰い荒らすなんて今までなかったことだ。こうなるとヌートリア の食害が多くなる冬はもっと警戒しないといけないということだな。