80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

機能不全

 自分は国連なんてものはとうの昔に機能不全に陥っており即解体すべきと考えているが、ウクライナのゼレンスキー大統領も国連での演説でその機能不全を糾弾し、改革が必須だと言っていた。その考えには激しく同意する。結局今の国連は常任理事国のためのものであり、ロシアによるウクライナ侵攻のように常任理事国自らが悪しき行動を起こした場合、他の常任理事国を含む各国が何らかの決議を上げても、常任理事国の特権である拒否権を発動してあっさり葬ることができてしまう。これでは常任理事国のみが強力な権力を持ち、他国はその横暴をどうすることもできないということだ。今回のように国連総会を開催しても常任理事各国の思惑に左右され何も決めることができないままとなってしまう。

こんな茶番は早急に解消する必要がある。国連を残すとしても常任理事国制度は確実に無くさねばならない。これ以上大国の思うがままにさせていてはダメなのだ。