80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

空へ

patiroma2009-05-16

昨夜の大ゲンカの原因の一つは、僕がもう5年もアメリカを訪問していないことを妻に咎められたことだったが、確かに妻の言うことも分かるのだ。でもタイミング的に難しいのは致し方のないことでもある。常日頃から日本脱出を狙っていても、結局は目的地がアメリカになりそうで面白みには欠けるが、いまは少しの間でも海外に出られれば幸せと感じるだろう。
今年の夏も妻や子らは気違いじみたこの地の暑さを避け、ひと月ほどアメリカの実家へ避暑に帰る予定だ。ただし今夏からは実父が住んでいる東海岸コネチカット州を訪問してから、西海岸にあるシアトルの母の家に向うという周遊コースを取るため航空券の値段が分かりにくい。そこでいつも使っているノースウェスト航空のサイトで調べてみると、大人ひとりの料金で16万円ほどもする。夏休みの時期だから値段が高騰していると分かっていてもかなり高く感じるので、他のサイトでいろいろ調べてみると8万5千円というとんでもなく安い航空券もあった。これは台湾のエヴァ・エアーの格安航空券で他の航空会社をぶっちぎっているが、フライトスケジュールが決まっておらず場当たり的要素が強く、これではバックパッカーとして妻とふたりだけで乗るなら迷わず選ぶだろうが、2人の子連れではちょっと厳しすぎるだろう。結局いろいろ調べてみてもノースウェストの値段が一番安かったので、そこにすることになりそうだ。
おもしろいもので、こうやっていろいろな航空券を探していると、あたかも自分が飛ぶかのような錯覚がして検索していると楽しくなって来る。それは地図を見ているときと同じ気分だな。
そう、窓はいつでも開かれているのだ・・