80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

狂気の結末

patiroma2015-03-28

どんな理由があったにせよ、149人もの命を道ずれした行為を正当化することはできない。

事件は思わぬ展開を見せ人々を驚愕させている。『よもや副操縦士が・・』と誰もが思ったことだろう。しかし遺族にしてみれば愛する者の死の原因が悪天候機械的故障ではなく故意による殺人となれば、その怒りや無念さはいかばかりだろうか・・

精神的な病気を抱えていたという彼の心の闇は、なぜ突然開き、多くの人の命を呑み込んでしまったのか?

まだまだ解決されねばならない謎は多いものの、解決できずに終わってしまうのではないだろうか・・

遺族は皆『なぜだ?』というやりきれぬ思いに生き続ける限り苛まれる。その意味においても彼の狂気的な行動は非難されるべきだ。

しかし、全てはもう起こってしまったこと。この理不尽さを慰める言葉なぞ見つからぬ。