80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

トランプ・ショック

patiroma2016-11-09

よもやこんな結果になるとはね。

妻や義母は衝撃を受けて沈んでいる。それも当然だろう。あんな野卑な人間がアメリカ大統領だよ。未だに信じられんね。

妻なんてずっと溜息ばかり・・

今回の選挙で民主主義の限界をさらけ出したようなものだ。もともとアメリカなんて民主主義とは言いながら実のところ支配しているのは資本主義で、その権化のようなトランプが勝ったのもアメリカならではと言える。もし日本だったら彼のような人物が勝つことはあり得ないからね。

今回トランプが勝てたのも『隠れトランプ支持者』が思ったよりも多くいたということだ。何のかんのと言いながら結局のところトランプの主張する保護主義且つ人種差別的な言動を暗に支持する人間(主に白人たち)が相当数潜んでいるということで、今後はこの方面でも対立が先鋭化することだろう。

白人第一主義という過去の幻想を追い求める連中は、この先何を見ることになるのだろうか?

『偉大なアメリカ』とは一体何を意味するのか?

やがてその結果は出るだろうが、偉大であるべきアメリカなどどこにも存在しないだろう。

偉大とは他者が評していう言葉であり、自らを偉大というほど狭小なことはない。

またトランプが大統領である以上、このペテン師の治める国を偉大という者などおべっか使い以外いないはずだ。

妻も義母も今日は最悪の日だという。

今日が歴史の転換点にならないことだけを祈りたい。