80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

エルサレム問題

patiroma2017-12-05

バカ者トランプがまたもや問題を引き起こそうとしている。ただしこの問題はパンドラの箱で、開けてしまえばとんでもない混乱を引き起こす可能性がある。

その問題とはエルサレムイスラエルの首都と認めるかどうかと言うことで、今まで国際社会はイスラエル第三次中東戦争の結果占領しているものとして首都とは認めてこなかったが、それを今回トランプが認める可能性があると言うのだ。それに対しエルサレムを自分たちの首都だとしているパレスチナ人の強烈な反発を招くのは分かりきったことであり、ハマスなどの武装勢力が一気に蜂起して多数の死者が出ることは目に見えている。そればかりではない、ISやアルカイダといったイスラム武装勢力が聖戦の名の下にテロを続発させ、一般市民の死者も相当数にのぼるだろう。アメリカ本国やアメリカ人に対するテロリスクも最高潮に達するはずだ。

それらを分かりきった上でエルサレムを首都とするなら、その後の混乱の責任はすべてトランプとアメリカ政府にある。