80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

アルにとっては辛い日だな


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昨夕、ケガをしていたので捕まえようとしたものの取り逃がしていた野良シャム猫の『アル』だが、驚いたことに数日は近寄って来ないと思っていたのに、その後もう一度訪ねて来てご飯をねだったので、今度は捕まえようとせずたっぷり与えておいた。

そして朝になるといつものように窓の外でアルが待っているじゃないか。そこで猫用のケージの中に煮干しなどを入れて誘い込み、隙をついて見事捕獲に成功した。そのアルを妻が病院へ連れて行き、麻酔で眠らせた上で怪我したところの診察・治療と去勢手術を行い、夕方引き取って来た。当然アルはショックを受けていたようだが、車で移動中も暴れることなくとてもいい子をしていた。そして家に帰ってくるとさっそくケージを開けてフリーにしてあげた。すぐにアルは飛び出し、藪の中へと消えていった。今後アルが戻ってくるかどうかは分からない。戻って来なかったとしてもやるべきことはやっておいたので悔いはない。足の怪我は他の動物に噛まれたもので、化膿していたが抗生物質を打ったので治癒に向かうだろうとのことだ。血液検査もしたが猫エイズや他の病気も無く安心した。

それなりにお金もかかったが、これ以上不幸な猫を増やさないための必要経費だ。

明朝もいつものようにアルが待っていることを願って寝るとしよう。