80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

初霜

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今朝の冷え込みは厳しく、初霜を記録した。

西にそびえる伊吹山も山頂部は真っ白で、いよいよ冬の到来だ。明朝の予想最低気温は2℃というから今朝よりもびっしりと霜が降りる可能性が高い。今まで頑張ってきた植物もさすがに霜が降りると枯れてしまうものが多い。寒さに当たると枯れるというのが本来の姿なんだろうが、なんかこのままいけば越冬できるんじゃないかとさえ思っていたものが、いともあっさりと枯れてしまうのはどことなく寂しいものだ。6月頃から離れの東面を強い日差しから守ってきた西洋朝顔もやがて枯れるだろう。枯れる最後の最後まで花を咲かせるその生命力は大したものだと思う。そして春には何事もなかったのように精力的に新芽を伸ばすのだから、その根性を人間も見習わなければならぬと思う。『生きようとせねば生きることはできない』そんな単純なことを身近な自然が教えてくれる。