80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

虚構と独裁

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 真実から目を背け嘘を並べ立て、その嘘で真実を覆い隠し平然としていられる人間に一体良心はあるのだろうか?どうしても嘘だと分かることでも嘘を貫き通すことで何とかなってしまうという傾向が旧共産圏を中心に多く、もはやそれが当然だと言わんばかりの厚顔無恥さで人の死についてまで同様に押し通して来るので激しい怒りを感じる。

独裁政権においては独裁者の思惑が第一であり、そこでは人の命なんて大して意味が無いと思われている。その価値観をロシアや中国・北朝鮮といった独裁国家は共有し平気で嘘をつく。しかし嘘にも程がある。何百人という民間人が殺害されたというのに誰一人にも暴力を振るっていないと豪語するロシアのこの恥知らずさは、もはやロシアなんて国をバラバラに解体してもいいくらい毒されている。結局ロシアなんて国はいつまで経ってもかつてのロシア帝国の幻想を追い求めるだけの過去に生きる国だということだ。確かにこの戦争を引き起こしたのはプーチンだ。しかし強力なプロパガンダに洗脳されていたにせよ、ロシア国民は今回のウクライナ侵攻とそれに伴う破壊および大量虐殺に対する責任がある。この戦争を支持した・しないにかかわらずロシア国民である以上責任がある。どんな犠牲を払ってでもロシア国民はウクライナに対し賠償せねばならない。