80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

何があったか知らないが・・


 家に帰ると妻が『保護された子猫三匹を今週末だけ預かる』と宣言してきた。問答無用なので『ああ、そう』とだけ答えたが、その後も子猫用のケージを準備しろだの我が道を行く状態。そもそもその三匹の子猫がどういった経緯で保護されたのかはまだ詳しく聞いていない。ただ、多治見の方で保護され、その保護した人が飼うことができないため、引き取り手である東京在住の人が来るまでの間我が家で面倒を見るということらしい。そのすべてを取り仕切っているのは妻の友人で現在カナダ在住の超猫好きの人物だ。彼女のことは自分もよく知っているがとても良い人で、ただ猫に関してはキチがつくほどの溺愛ぶりなのだ。子猫を保護したことがSNSを通じて彼女の知るところとなり、妻に一時預かりの依頼が来たということらしい。

つい先ほど妻がその保護猫を馴染みの動物病院に連れ診察を受けてきたが、メス2匹オス1匹の計3匹ともに健康状態は良さそうだということだ。そして毎度のことだが保護猫に対してこの獣医は注射をしたにもかかわらず、計2千円の請求しかしなかった。全く恐れ入る。

ケージに入れられた子猫たちを見たが、驚くほどに小さく、弱々しく、そして可愛かった。飼いたいという気持ちも膨らむが我が家にはすでに野良出身の3匹がいるので、さすがにもう3匹は無理がある。今回は預かるだけにして僅かな間だが面倒を見ようと思う。