80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

八重山直撃


 台風12号が石垣島を直撃し北上中だ。自分が昔住んでいた波照間島の状況はどうだろうか。その当時も内地に帰っていた間に強力な台風が直撃し、台風後に島に戻ると港のテトラポッドが全て流失し、フェリーが接岸する岸壁の巨大なコンクリートが傾いてしまってフェリーが運休になるなど、その威力の凄まじさは想像を絶するものだった。島の郵便局員だった友人は暴風の風圧によって雨戸がたわみ破られそうになったので一晩中寝ずに抑えていたそうだ。その時部屋の畳が縁の下に入った風によって持ち上がるのを見たという。そんな冗談のようなことが普通に起きるほど台風は脅威なのだ。今回は前回の11号が通過してすぐのことだから落ちついていられないだろう。熱帯低気圧も南海上で次々と発生しており警戒は怠れない。今のところ本州方面への接近は無いが、こんなに次々台風が発生すると強い勢力を保ったまま直撃コースを辿る台風が出ても何ら不思議ではない。台風シーズンが終わるまでは油断できないぞ。