80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

マイナンバーカード申請

 家族全員のマイナンバーカードを申請した。

アメリカでは戸籍などは無く、国民は生まれた時に発行されるソーシャルセキュリティーナンバーによってすべてが管理されている。一方の日本は戸籍はあるがこのデジタル管理社会においては統合的な管理システムが無く、そこでマイナンバーによって管理したいという政府の方針はよく理解できる。しかしそこに至る過程で法外な額の事務手続き費用が特定の企業に支払われていたりと、本来の目的とは違ったところで不明瞭なことが多く、政府の情報管理のあり方にも非常に危機感を持っていたので作ることをずっと拒んできた。しかしこれまた政府の独断的な方針で遠からぬうちに実質強制的にマイナンバーカードを作らされることとなりそうなため、どうせならマイナポイントがもらえるうちに申請しようということでオンライン申請したというわけだ。

オンライン申請自体は証明写真さえ用意しておけば簡単に申請でき、やがて役所から交付通知書が送られてくるらしい。おそらく今頃は自分のような駆け込み申請が殺到しているので役所の反応も遅いだろう。それまでは気長に待つとしよう。