80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

花見敢行

patiroma2017-04-09

近年これほど花見の天候で気を揉んだことはない。

今朝もJackieの散歩を取りやめるほどの降り様で、とても午後から晴れて来るとは思えない悪天候。しかしその雨も10時過ぎには上がり、厚い雲に覆われたままだが花見はできそうだ。そうと決まったら急いで支度をして弁当を買いに行き、おまけに家で退屈しているであろう親父殿も招集して近所の堤防へと向かう。

いつもは花見客でごった返す堤防もまだ雨が上がって間もないせいか人出は少なめだ。

例年の定位置である神社の満開の桜の下に陣取って皆で弁当を食べる。目と鼻の先にある堤防の桜並木は95%満開といった感じ。しかしいつ見ても惚れぼれするほど見事な桜並木だ。フィリピンのお姉さま方もグループでやってきて、きゃあきゃあ言いながら自撮りしたり桜の写真撮ったりと、とても楽しそう。

そのうち天気はぐっと回復してきて青空が広がり、陽も差してきた。

桜並木はいっそう輝きを増し、その美しさは例えようがない。風が強く吹き始めたため、ごーっという突風とともに花をつけた枝先がしなり、さーっと花が散ってゆく。その光景を見ながら自分が日本に生まれてほんと良かったと思う。

心配していたけれどなんとか花見ができてほっとした。

やはり花を見ずして春は来ないからね。