80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

バイデン勝利

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バイデンが勝利宣言を行い、ようやく動き出しそうな感じだ。

固唾を飲んで選挙戦を見守ってきた妻の喜びようは大そうなもので、カマラ・ハリス氏の演説を涙を流しながら見守っていた。『私たちはずっとこういう言葉を待っていた』とね。続くバイデンの演説もスピーチが苦手な彼にしては力強く、国民に対立をやめ、融和を呼びかける内容で、常に対立を煽り、人の持つ暗い部分を利用してきたトランプのやり方に疲れ切った人々にとっては慈雨の様に心に沁みいったことだろう。『これこそが我々の求めるアメリカだ』と感じた人も多かったのではないかな。
敗北を認めず、法廷闘争に走るトランプだが、すでに大きなうねりは別の方向へ流れ始めていることに気付いていないのだろう。
バイデンが大統領に就任してもその道のりは険しく多大なる困難にぶち当たることと思う。特にトランプ政権がグチャグチャにしてきたことを修復するのは並大抵のことではないはずだ。
しかし一方でそういった困難に立ち向かってゆこう、正しいことを為そうという大きな力が生まれつつあるのも事実だろう。揺り戻しが始まるのだ。