80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

真珠湾79年

f:id:patiroma:20201204072002j:plain


旧帝国日本海軍の真珠湾攻撃から79年が経った。

昨日、2年前に亡くなった義母の墓はどの辺りだったかと急に思い立ち、シアトル郊外の墓地を記憶と写真を頼りに特定したが、その墓地には多くの日系人の墓が建てられており、79年前の今日が彼らにとってはとてつもない受難のきっかけの日になったのだな・・と改めて戦争に翻弄された先人たちに思いを馳せた。戦争は日々努力を積み重ねて慎ましく生きている人々からあらゆるものを奪い、人生を台無しにしてきた。奇しくも今日は中国武漢で1人目の新型コロナ感染者が確認された日からちょうど一年となる。疫病の流行は戦争とは違うが、全世界を巻き込んでの混乱は戦争禍と何ら変わらない。すでに全世界で154万もの人が新型コロナで死亡しているのを見てもその影響の大きさが分かる。各国によってワクチンも完成しつつあり、ワクチン摂取が始まれば大きく状況が好転するかもしれないが、全く楽観はできない。先人たちが苦労したように、今は我々が辛抱する時なのだ。