80億分の1人としての、たわいもない日常を記す

逃避行

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ウクライナの状況は悲惨としか言いようがない。逃げる市民にも容赦無く砲弾が降り注ぎ、銃口が向けられている。ウクライナ各地から一般市民やジャーナリストを通じて映像が発信されているが、その現実は想像以上に過酷だ。ウクライナを完全制圧するまでプーチンは攻撃をやめないだろう。だとするなら事実上交渉ごとなど意味がない。ウクライナがロシアに隷属する道を選ぶか、徹底的に破壊されるかだ。ウクライナの国内機運が徹底抗戦とするなら相当数の犠牲者が出ることは間違いない。それを避けるにはロシア軍をある程度撃退し、長期戦に持ち込むしかない。その一つの条件がNATOによる飛行禁止空域の設定だが、ロシアとの本格的な衝突を恐れるNATO諸国は怖気付いてそれができない。アメリカによる戦闘機の供与も難しいとなるとウクライナには滅びの道しかない。だったらいっそのこと軍の所属バッジを外した者たちを義勇兵・志願兵としてウクライナに送り込めばいいじゃないか。もしくは民間会社の傭兵としてでもだ。こんなことを許してはダメだ。目をつぶっていてはダメだ。第二次大戦時、世界はヒトラーの所業を結果的に許してしまった。それに匹敵することが今まさに起きている。同じことを絶対に繰り返してはならないのだ。